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インプラントがこんなに素晴らしいとは
患者様情報
- Aさん
- 男性
- 70歳
- インプラント治療
症例写真
術前
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術後
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患者様の治療体験談
2009年11月、右上奥歯3本のインプラント手術を受けました。
約10年前、安定性が良いとされるマグネット固定式の部分入れ歯を装着したのですが、食事の度に詰まる異物が気になり、食べる楽しさも半減してしまいました。
それがインプラントになって、自分の歯と紛うほどで、入れ歯の時とは雲泥の差です。
私の場合、最も難しい歯の位置、骨の状態であったにも関わらず、先生と歯科衛生士、技工士の方々の見事なコラボレーションによって、ほとんど苦痛もなく素晴らしい結果を得させていただきました。
その一端を紹介し、歯を失って悩んでいる方々の参考になればと思います。
2007年春、部分入れ歯を固定する歯がぐらついて噛めなくなりました。
たまたま、家内が「インプラントにしたら」と見せてくれたのが、ナンバデンタルクリニックの広告でした。早速、高島先生と歯科衛生士の生島さんに見ていただきました。まず、ぐらついた歯は再生不可能なため抜歯し、反対側の奥歯も歯周病が相当に進んでいるので、その治療をしながら、入れ歯にするか、インプラントにするかを決めましょうということになりました。
2、3日後、インプラントに関する写真などで解りやすく解説した資料が届きました。
歯周病の進んだ上奥歯は切開、再生治療をしていただきながら、インプラントについて何度となく、期間、バリエーション、費用、注意点などの説明を受けることにより、治療を決意するに至りました。
抜歯後、歯肉が固まった頃、インプラントを埋め込む骨の状態をX線写真、CTスキャンで確認、手術の具体的な段取りが決まりました。
3本ともインプラントにするか、1本はブリッジにするか費用対効果について迷いましたが、親身になって検討していただき、「総合的に判断して、私の父にだったらブリッジを勧めます」という歯科衛生士の生島さんの一言で「ブリッジに」決めました。
さて手術の当日、麻酔注射後、いよいよメスが入りました。シューと血液や唾液を吸い取る音、骨に穴をあけるドリルの音、「もちょっと・・・するか」などなど、延々3時間の格闘でした。といっても、当の私は仰向けで、口を開けているだけで、ほとんど苦痛を感じませんでした。苦痛といえば老人の悲しさ、小用のため中断、ご迷惑をおかけしてしまったことです。
手術着を纏いキャップを被った高島先生と生島さんが輝いて見えたことも印象に残っています。
手術後の経過は良好で、半年後にはインプラントの装着、それから半年経った現在、本当に食べることの幸せを感じております。
手術後、先生曰く「今まで経験した中で1,2番に難しい例でした」とのことでした。
上の歯は鼻と薄膜で隔てられているが、私の場合、固定する骨が溶けて薄くなっているため、膜に傷つけないように極めて慎重な戦いが必要だったのです。
溶けた骨にアパタイト(骨の素)を補充して、新しい骨の再生を促すという、先端技術の素晴らしさ、70歳の高齢にも関わらず生体再生力の不思議さには感嘆するばかりです。
今、私の手元には手術前、術中、術後の詳細で生々しいカラー写真が、解説付きで7ページに渡る冊子があります。
なんと手術中もポイントポイントでパチパチされていたのです。そして忙しい合間を惜しんで、編集し、贈って下さったのです。
今や、私の宝物!孫たちに見せては「よく磨かないとこうなるぞ」と言ってます。
実は「手術なんて嫌だ」と言っていた部分入れ歯の家内も現在の私との格差を感じたのか、「私もインプラントにするわ」ということになりました。歯の位置や状態からして、多分私に比べ、楽な手術になることでしょう。若し、インプラントにするか迷っておられる方には、大変難しい状態の歯で、しかも高齢の私が「インプラントにしてよかった!と心から思っている」のが参考になるのではないでしょうか。